白虹(はっこう)
商品特徴
1.斎場(火葬場)用 中和材について(耐火物、ガード保護のやくめ)
現在、斎場で火葬する場合耐火煉瓦の耐久性を持続するため寒水石の使用方法があります。火葬時に、耐火煉瓦の上に敷き、棺とともに炉の中に入れます。石灰石は825℃以上で焼成され一部は生石灰になります。体は弱酸性ですから中和材としての効能があります。
下記の通り特徴やメリットを列挙いたしますので、是非お試しいただきますよう、お願い申し上げます。
2.寒水石(結晶・方解石)中和材のメリット
- 取り扱いが容易。無機鉱物なので長期保存が可能。
- 値段が安い。
- 色合いが純白なので、清涼感がある。
- また、釜のために粒度調整をしています。
- 加熱することで石灰石は焼成し、CaO成分になる。アルカリ性を示すので人間の体液(弱酸性)を中性化し、脱臭効果もあります。
- 成分 炭酸カルシウム 99%
残りは、二酸化ケイ素(珪酸)・二酸化鉄・酸化マグネシウム・酸化アルミニウムなどです。(重金属類は含まず)
3.実際の取扱い方法
台車ベッドの荷台を隠す程度に「白虹」を敷く。
釜の温度は、800℃にまでなる。
ここで、石灰石の焼成がはじまる。
焼成・・・石灰石 CaCO3 熱を加えることによってCaOに変化する。
CaOの性質は、アルカリ性である。
人間の体は、弱酸性であるから、中和材としての役割を果たす。→キャリア盤(耐火煉瓦)の耐久性を持続できる。
4.寒水石(結晶・方解石)用途として
建築、塗料の内外装材や紙の原料、人工大理石用骨材、ライン引用白線、飼料用等食品添加物として用いられています。
5.主な納入先
福岡県田川市・福岡県直方市・福岡県筑紫野市・福岡県筑紫郡那珂川町
福岡県宗像市・岡山県総社市・愛媛県新居浜市・高知県高知市・三重県松阪市
山形県山形市・鹿児島県鹿屋市・広島県三次市・愛媛県東温市・愛知県小牧市
などで使用されています。
6.火葬場用耐火煉瓦(コラックス)
コラックス=純アルミナ質及び兆高アルミナ質煉瓦
耐火度 SK1~40までの品番がある。(実際はSK35~37の物を使用)
成 分 Al2O3・SiO2の化合物
特 徴
1. SKの番号が40に近づけば近づくほど、1,600℃に耐えられる。1回当りの火葬の時間短縮。
↓
2. ただし、耐火煉瓦の値段は高くなる。
↓
3. Al2O3の混率が高くなる。
↓
4. 非常に不純物に弱くなる。体からの体液によって耐火煉瓦は変色したり、こびりついたりして耐火煉瓦の表面を腐食する。そうでなくても短時間の温度差によって、メンテナンスのサイクルが短くなり、入れ替え需要を早める。
5. 中和材として、マグネシウムクリンカー.アルミナセメント等使用されているが、高価である。(参考 : 200~250/K当り)
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白虹(はっこう)
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